シリウスだからできる、「オーダーメイド」の療育
シリウスでは、他の事業所(フランチャイズ等)との差別化を図るために、「オーダーメイドの療育」を行なっています。教材は既存の物や既製品を使うこともありますが、ほとんどが「自作教材」です。既存の教材や既製品の教材がその子に合うとは限りません。「痒いところに手が届く」教材こそがその子に合わせて作った「自作教材」です。
面談の時や初回の様子などから時間をかけてアセスメントをしっかりと行うことで、一人ひとりに合った教材を使っています。その子が何が好きで、どんなことに興味があるのか、どんなことを苦手としているのかといったことを毎回綿密に記録し、情報を共有することでスタッフ全員で考えてその都度変えていきます。お子さんのその日の状態によっても教材を変えることがあります。それが可能なのは、スタッフ全員が有資格者であることや、それだけではなく豊富な経験に裏付けられた確かな知識量も関係しています。事業所内研修はもちろんのこと、事業所外研修にも積極的に参加することでスタッフもさらに成長を続けています。また、どんなことも言い合える職場環境であることから「みんなで考え、みんなで教え合い、みんなで共有する」ことができていることも強みであると言えます。
「ただ何となく教材を使って時間が来れば終わり」といった支援は行いません。しっかりと「めあて」を決めてそれに沿った「手立て」を講じて「変容」を見取り、それを毎回保護者の方にフィードバックとしてお伝えしています。療育の様子も見学可能です。また、併用している保育園や幼稚園での悩みや、小学校就学に関する相談にも随時対応しています。一辺倒の考えを押し付けるのではなく、「みんなで悩んでみんなで考えてみんなで成長を喜ぶ」ことを主軸としています。
どんな些細なことでも構いません。「一緒に」考えていきましょう。
多様なニーズにも対応
「保育園や幼稚園での様子がわからない」といったことはありませんか?
シリウスでは、できるだけみんなが通っている保育園さんや幼稚園さんと連携をとって情報共有をしたいと考えています。
なぜならば、情報の共有をすることで支援に一貫性が生まれます。園と併用しているからこそ生まれる「環境の違い」や「支援者の違い」に戸惑うことがあると思います。そこでシリウスでは保護者の方の要望に応じて園を直接訪問させていただいたり、園の先生方にシリウスに来ていただいたりすることで「どんな環境で」「どんなことを」「どんな様子で」を共有させていただいています。これも上に書いてあるように、「みんなで悩んでみんなで考えてみんなで成長を喜ぶ」ことにつながります。こちらについてもシリウスを利用されている方はお気軽にご相談ください。
送迎は行っていません
福祉サービスでニーズの高い送迎。園や自宅まで送迎を行う事業所はたくさんあります。ですが、シリウスでは送迎を行っていません。理由は下記の通りです。
・送迎するにはその分のスタッフ確保が必要。スタッフに運転させることは安全面でのリスクもある。
・家庭によっては、送迎が逆に心配で何かあった時にどうしようと不安になるので、自分で送迎したいというニーズもある。
・スタッフが送迎をしないことで「スタッフにリスクを負わせない」ことと、送迎である程度長い時間を要してしまうことからそ の時間がなければその分教材研究であったり準備や振り返り、情報共有等の時間に充てることができる。(休憩時間の確保にも)
・保護者の方に直接来所していただくことで支援者と顔を合わせて直接その場で情報共有をすることができる。
以上の理由からシリウスでは送迎を行っておりません。
最後になりますが、代表の考えを載せておきます。
「シリウスはフランチャイズではありません。事業所も一つしかありません。それは、個人としてしっかりと関われるキャパが限られているからです。事業所を増やせば増やした分だけ自分の目が行き届かなくなるところが出てきます。自身の力不足が問題なのですが、今はとにかく、自分の手の届く、実際に密に関わり合える方達をみんなハッピーにしたい。そんな気持ちで日々取り組んでいます。今後ともどうぞよろしくお願いします。」